私とcali≠gariについてを自分が忘れないうちに書く

私は端的に言うとアニオタです。推しにペンラを振るタイプです。バンギャでは御座いません。ライブでヘドバンし始めたガリストのお姉様方にビビりまくるくらいには耐性がありません。

そんな私がなんでcali≠gariにハマったのか、というか知ることができたのかを、忘れないうちに書いておこうかと思います。

 

 

 

とりあえず、初めて聞いたのは小学生か中学生か……それすら覚えてねぇ………。(もう本当にcali≠gariに出会えたのは奇跡ですね。自分でも本当に思います。多分ガリストの皆様みんなそう思っているとは思いますが。)当時の私はテレビしか情報媒体がありませんでした。お小遣いも800円くらい。関東とはいえ10分歩けば山と川と田んぼのある田舎のかなりの箱入り娘だった私の初めてのcali≠gariは……

 

暗中浪漫!

 

そう、当時なんだっけ?何かのCMで流れていた暗中浪漫の石井さんの声を覚えてます。

女のアニオタってことでなんとなく察してもらえたらと思いますがまあ私声フェチなもので……。

「わ、いい声だな」

と思ったことをなんとなく覚えてます。

 

 

そして中学生の時。その頃は深夜アニメを網羅していたので………その……あれも見ていたんです………

 

DRAMAtical Murder 

 

BLゲームだとは思わなかったんです。本当に。テクノな挿入歌と近未来と今の雑多な街が融合した舞台、そして主人公の見た目がめちゃくちゃ好みだったんです……。

OPは石井さんのソロプロジェクトGOATBED

この曲も素敵ですよね。今はGOATBEDファンでもあるのでゴートの曲にしてはポップというか、余り無い感じだよなぁとは思うんですけど、まあ、電子音好きなんです。

その時、あれ?と思ったんです。聞き覚えあるなぁと。

中学の友達にDRAMAtical MurderとOPのことを話したんですよね。その友達はアニメも好きですが、ヴィジュアル系が好きだった友達でして、石井さんがカリガリというヴィジュアル系バンドにいることを教えてもらったんだと思います。これが初めてcali≠gariの名前を聞いた時でしょうか。

 

そして高校生になりました。去年のはなしです。

スマホ!そして月一万円のお小遣い!学生証という親に頼らない身分証明!(アニメのイベントでは身分証明書が必須なイベントが多いのです。)

というか高校に通うために家を出たので出かけ放題!

そんなある日、DRAMAtical Murder のことをふと思い出しまして。改めて色々調べていたんですけど(本当にスマホは素晴らしい!)、そこでGOATさんの名前をお見かけしましてまあ連鎖的にもcali≠gariの情報が出てくるじゃ無いですか!

 

あぁ!!!!

あの時のCMの!!!!!!!

なんだこの人すげぇ格好いい!!!!???!?!

 

お恥ずかしいながら、生まれてこのかた三次元の人間に魅力を感じないというか、声に魅力を感じても、素晴らしい体に見惚れても(筋肉フェチというか体フェチなんです……)こう……ジャニーズがすき!とかあの俳優かっこいい!とかそーゆーことが一切全くこれっぽっちもなかった私に妖精が舞い降りました。素晴らしい美声、驚愕的な発声技術、そして服のセンス!!!!!!!すげぇな美術かじってるものとしてその服の構造どうなってんのか是非!!!!みたいなやばい服を着こなしてらっしゃる!!!!!!!!!!!!!!!!なんでやねん!!!!!!!!!!!!!!!!

GOATBEDの楽曲も衝撃的でしたが、石井秀仁という存在そのものが衝撃的でした。三次元を諦めかけていた私に降り立った妖精。石井秀仁。そして訳のわからないベース技術を持つけんじろうさん、そしてそのセンスあふれる歌詞とこちらも違うベクトルで訳のわからないギタープレイングを持つ青さん。踏、マネキン、マグロ、そして暗中浪漫。落ちるのは早かった。沼に落ちるのが早いのはアニオタの宿命なのでしょうかね。

これが初めてcali≠gariを知った時でしょうか。

 

 

 

 

そして実家近くのブックオフで11と8を発見。暗中浪漫が入ってる!!!!!

思わず購入しますよね。

そして暗中浪漫が入っているからとまずは11を聞くと……

 

天地が割れると思った。というか私の脳味噌エラー起こしてません??

二次元最推しのいおりんに出会った時、いやそれ以上の衝撃でした。

なんだこの素敵な歌達は!!!!あっというまにアルバムを聴き終わるとその流れに感動。部活で合唱をやってまして、コンサートのセトリとか決めたりするんですけど、めっちゃ難しいんですよ。時間も流れも、綺麗に決めるのは難しいんですよ。アルバムの完成度に本当に衝撃を受けました。一曲一曲素晴らしい曲で、それらを一枚のアルバムにしている手腕は一体どうなってんの……?歌詞カードの写真も衝撃的でしたけどね。なんだこの人すげぇ。この人たちすげぇ。そういえばなんだかんだ始めてバンドのCDを買いましたね。(普段はアニソンか二次元のアイドルのCDとか、あとはボーカロイドのアルバムばかりなものです。)初めのバンドがcali≠gariって……もうそこらへんのバンドじゃ満足できない……?

 そして8を聞いてさらに脳にクリティカルヒット!!やめて私のライフはもうゼロよ!!!!

11よりもすごい前ですよねこのアルバム。7年……いやもっとはなれてる?

声を聞くと若いなと思いましたがそれよりもまず。

 

 

なんだこのぐっちゃがっちゃなアルバムは!???!!!???!!

 

 

 

11とは違うバラバラなベクトルを無理やりぎゅっと詰め込んだように感じたアルバム。只々唖然とするばかり。音楽はアニソンと合唱な私は音楽とはいつものトータルな美しさを求める傾向にあったんだと思います。そこで聞いたこのアルバム。

当時は音楽性がうまく噛み合っていなかったとインタビューでお見かけしましたが、多分本当にそうだったんだなぁと今となっては噛み締めながら聞く小娘です。でもやっぱり8の曲ってどれも素敵なんですけどね。と言うかぐちゃぐちゃがっちゃがっちゃしたアルバムで青春狂想曲はすごい煌めいて見えました。本当に。

 

そのあとコツコツアルバムを集めました。中古だったりもしましたけど………。

10は初回限定盤で、踏のPV好きなので見れてよかったです。12と13はすごい華やかで情熱的で、でも声というか歌はどこかフラットで、そんなとこも格好いい。

 

そして今に至る私。今年の夏からコツコツライブに行けるようになりました。初めてのライブはGOATBEDの2×2no2の1日目でした。あの時は石井さんはやっぱり二次元の存在なのでは?と本気で思いました。現実を受け止めきれなかった……。その次はやっぱりGOATBEDのキラルライブ。好きなアーティストにペンラを振れる。そりゃ狂ったように振りましたとも。推しキャラをバックに踊り跳ね歌う石井さんは妖精でした。

 

そして待ちに待った野音。不安だらけで当日になりましたがそんなものは杞憂でした。というか青さんが楽しんでもらえるようなライブにすると言っていた時点で何を不安になることがあったんでしょうか。

あんなに素晴らしい夜は短い人生の中で初めてだったし、あんなに素晴らしい体験は今後の長ったらしい人生でもcali≠gariのライブ以外で中々ないと思います。

 

 

 

 

cali≠gari歴はこんな感じなのかな? 

とりあえず忘れないようにメモりました。他のガリストのお姉様方のお話もいつか聴ける日が来たらいいなと思いました。他のガリストの皆様はどうやって cali≠gariを知ったのでしょうね?